Tour Report 1

2002年9月28日午前7時30分、降りしきる雨の中、ボーカルグループの皆さんの力強い歌声に見送られて、Pride of SOKA訪韓団一行は、大学を出発。
午前11時前、成田空港に到着した一行は、早速グループ行動を開始。、130名を超える団体が指揮命令系統をフルに発揮し、混乱なく手続きをする姿に空港関係者もビックリ。日頃の訓練の成果を如何なく発揮した。午後2時35分、JAL955便は半分以上の乗客がRKメンバーという半貸切状態で、一路、韓国・仁川国際空港を目指し離陸した。

薄曇りの日差しを浴びながら、午後4時半過ぎにJAL955便は、無事、仁川国際空港に着陸。RKとしては、実に14年ぶりに韓国の地を再訪する歴史的な1コマとなった。昨年出来たばかりの仁川国際空港は広くゆったりとしていて、韓国の発展の力を象徴するかのよう。全員無事に入国審査を終え、バッゲージクレイムに集合。ここからが、韓国ハプニングツアーの始まりだった。当初、楽器類は貨物扱いで、別の出口から一括でトラックまで運び出される段取りだった。ターンテーブルの前で、メンバーがそれぞれの手荷物が出てくるのを待っていると、突然、メロフォンのケースが「ガタン」と音を立ててターンテーブルにでてきた。あっけに取られてみていると、次々と楽器がターンテーブルに。あわてて楽器をピックアップし、並べているうちにティンパニーやピットの木枠も、空港職員がキャリアに載せて運び出してきた。
結局、115個の楽器を一般の税関審査台で審査することになり、53番カウンターは長蛇の列に。初めての事態に税関職員も戸惑い気味で、約10人近い職員が総出で対応。はじめは珍しさもあって、1個ずつX線検査機に掛けていたが、さすがにお国柄か、途中で面倒くさくなったのか、どんどん運び出しても良いとの指示。ただ、アジア大会開催中ということもあり、ライフルとセーバーには厳重なチェックが。「ライフルの玉は何発持ち込んでいるのか」、「セーバーの刃が切れるかどうかテープを剥がしてもいいか」などの珍問答があり、何とか無事入国完了。ハプニングにもかかわらず、ほぼスケジュール通りに空港を後にした。

バスは一路、ソウル市内のホテルを目指し走り始め、ここから約1時間、メンバーもほっと一息、早朝からの疲れもあり居眠りし始めると、突然、ガイドの声が。特に3号車のガイドは最初からハイテンションでマシンガントーク。いくら周りで静止しても止まらず。結局、一睡も出来ないままホテルに到着。ホテルは、特2級クラスのソウルパレスホテル。江南の高級住宅地に近いこのホテルは、高速バスターミナルにも近く、周辺には飲食店やコンビニも。オリエンテーションを行い、これからはフリータイム。グループごとに自由に行動し、食事も自分達で店を選んで食べてくることとなった。メンバーのほとんどが韓国初訪問で、初めての食事。地下鉄やタクシーを使いながら、明洞や繁華街に繰り出していった。
一方、楽器のローディングチームは、初日のスケジュールが全面変更。当初、楽器をトラック倉庫に運び込みピットの組立作業を行う予だったたが、予想をはるかに超える楽器の量に、業者も戸惑い気味。空港での積み込み作業が思うように行かず、「もう遅いから今日の組立作業は無理です」との返答が。結局、明朝ソウルランドで組立てをすることになり、レジメの組み直し。事務局長のヒロヤ、スタッフ長のキューがほぼ徹夜でレジメを練り直したが、ここは韓国。徹夜した甲斐もなく、朝一番からスケジュールが変更。続きはこの後。


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